5月には1985年以来本協力計画のフィリピン側主任であったDr. Bayani L. Blas(保健省住血吸虫症対策局長)が定年退職され、後任にDr. Benefico Ducusinが着任した。
9月、長い間空席になっていたボホール住血吸虫症コントロールチーム(Bohol SCT)の医務官兼チームリーダーに、それまでボホール住血吸虫症根絶タスクフォースの議長だったDr. Apolinario D. Redullaが着任した。タリボンの副町長も務めた開業医で、セブのRHO−7の強い懇請をうけたらしい。なかなかの人材であり、活躍が期待される。
8月、安羅岡一男は科学ビデオ撮影チームを同行し、ボホール島とミンドロ島における協力計画の実施状況を撮影し、“SNAIL FEVER NOW -Philippines 1996-”を完成した。